コウモリが棲みつきやすい家の特徴とは?具体的な対策についても解説!

公開日:2023/04/15  最終更新日:2023/02/22


もし、コウモリを家の近くで見たり、コウモリの糞を自宅周辺で発見したりした場合、自宅に棲みついているのではないかと、不安になる方も多いのではないでしょうか。今回はそのような方々のために、コウモリが棲みつきやすい家の特徴や対策方法を紹介します。もし発見した場合はそのまま放置していると危険なので、業者に相談しましょう。

コウモリが棲みつきやすい家の特徴

コウモリは、特定の家に集まる習性があります。コウモリの休憩場所として選ばれている場合は、コウモリが寄り付かないように対策しましょう。

雨風をしのげてぶら下がれる場所がある

コウモリはぶら下がって休憩します。いつの間にか自宅がコウモリの休憩場所にならないように、きちんと対策しましょう。簡易的な対策は忌避剤を散布することです。コウモリが棲みついてしまうと、対処に手間と時間がかかるので、できる限り早く対処します。

街頭や水場がある

コウモリは、水場にいる昆虫を目当てにやって来ます。そのため、自宅の軒下や物干し竿の近くに、洗面器や水槽などを無意味に放置してはいけません。

瓦屋根の家

瓦の下に棲みつくパターンが多くなっています。瓦の位置がずれているときや、壊れている瓦があるときは、業者に修理を依頼しましょう。とくに、台風や地震などの自然災害が起きた後は瓦が移動している可能性があるので、念のため業者に見てもらうとよいでしょう。

家に棲みついたコウモリを放っておくとどうなる?

家にコウモリが棲みつくと、見た目の印象が悪くなることも考えられますが、人間の健康にも被害を及ぼします。海外では死亡例も報告されているので、早急に対処しましょう。

非常に不衛生で人間に健康被害を及ぼす

コウモリは非常に不衛生です。そのため、もしコウモリに誤って触れてしまうと、「コウモリ感染症」とよばれ、発熱、頭痛、倦怠感、吐き気などを発症することがあります。発病して数日で、ひどい下痢や意識が遠のくなどがあります。

最悪の場合、体中に斑点状の発疹ができたのち、体中から出血し、命を落とすこともあります。ほかにも、さまざまな感染症に感染することもあります。

ニパウイルス感染症

インフルエンザのような症状が初期に発生します。ほかには、意識障害、けいれんなどを伴い、脳炎を発症することがあります。

ヘンドラウイルス感染症

人への感染症例は少ないものの、発熱や筋肉痛などのインフルエンザに似た症状を発症するほか、脳炎による意識障害、けいれんなどを引き起こします。

ヒストプラズマ症

ほとんど無症状ではあるものの、海外では死亡例も報告されています。

万が一、家にコウモリが棲みついてしまった際の対処法

コウモリが家に棲みついてしまった場合は、原因となるものを撤去するほか、さまざまな対策をしておきましょう。

コウモリが嫌うものを使用する

夜行性のコウモリは光を嫌います。そのため、玄関や外壁に灯りをともすようにしましょう。それだけで屋根や軒下に集まらなくなります。また、スプレーを吹きかけて寄り付かないようにする方法もありますが、効果は一時的なので、適度にスプレーを振りかけるか、ほかの方法と併用しましょう。

コウモリのエサをなくす

コウモリは昆虫を食べます。そのため、自宅周辺に昆虫がいる場合は、昆虫が集まって来ないように環境を整えましょう。たとえば、ゴミ箱や水槽を移動させる、ゴミ箱に蓋をするなどの方法は有効です。できる限り周辺環境を清潔に保つようにします。

コウモリの苦手なものを置いておく

コウモリは光が苦手です。CDのような太陽の光に当たると反射するようなものを軒下に吊るしておきましょう。また、ホームセンターなどで忌避剤を購入する方法もあります。コウモリを寄せ付けない効果があるので試してください。

改善が見られない場合は害獣駆除業者に連絡を!

スプレーや忌避剤を使用しても効果が見られない場合や、自分で対処するのに不安がある人は、業者に相談してください。

健康被害に遭わないために業者を頼る

自分で糞の始末はできますが、間違えて対処してしまうと健康被害に遭う可能性があります。何日もコウモリが来る場合は、業者に相談することも検討しましょう。

法律を守って対処してくれる業者を探す

コウモリは鳥獣保護管理法で保護されているため、無許可で駆除することは法律で禁止されています。そのため、業者に駆除を依頼しましょう。業者にサービスを依頼すると適切に対処してくれるので、安心して毎日を過ごせます。

経験豊富な業者を選ぶ

コウモリの駆除は実績がある業者に依頼するようにしましょう。この際、複数の業者に見積もりを依頼して、サービス内容に納得できた業者と契約するようにします。再びコウモリの被害に遭わないように駆除してくれる業者であれば信頼できるでしょう。

まとめ

コウモリの休憩場所とならないように対策を講じることが大切です。ただし、コウモリは法律で保護されている生き物なので、無許可で駆除できません。人間の健康状態に悪影響を及ぼすので、不用意に手をかけることはしないでください。そして、コウモリを寄せ付けない対策や駆除を依頼したいときは、業者に相談しましょう。早めに相談することで被害が大きくなるのを防ぐことができます。

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