アライグマの捕獲で報奨金が貰えるって本当?具体的な額や注意点について解説!

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/04/24

報奨金

アライグマが農作物を食べている姿を目撃した人や、自宅の屋根裏部屋にアライグマが住み着いている予感がする人は、今回の記事を参考にしてください。アライグマは夜行性の動物で、農作物を食べるだけではなく、自宅などの屋根裏部屋に住み着いて排泄物で汚すなどの行動をとります。業者に駆除してもらいましょう。

アライグマの捕獲で貰える報奨金

補助金と奨励金について見ていきましょう。アライグマによる被害を抑制するために、自治体が作った制度です。

自治体が被害の抑制のために作った制度

アライグマによる被害を抑制するために、自治体が作った制度です。補助金や奨励金の相場は1,000円~1万円となっているので、幅広い料金設定になっていることが分かります。こちらは対象者が決まっているので、誰でも補助金や奨励金を受け取れるわけではありません。

原則として農家の人または資格を保有している専門家になります。なお、アライグマの駆除をビジネスとしている業者には適用されないので理解しておきましょう。

被害の一例

夜行性なので、自宅などに住み着かれるとても厄介です。たとえば、夜行性なので、夜になると自宅などの屋根裏部屋で活動します。足音や物音が気になってしまうでしょう。また、屋根裏で行動しているだけではなく排泄もします。

排泄物は不衛生なので人体にも悪影響を及ぼす可能性があります。そして、ペットを食べるときもあるので注意が必要です。

補助金

アライグマによる農作物の被害により、人間が口にする食べ物が食べられなくなるなどのダメージが生まれています。アライグマの駆除は自治体にとっても重要な課題なので、アライグマの駆除にかかった費用などを補助金というかたちで支援しています。

農家の人たちはアライグマを目撃することがあるでしょう。そのたびに、自分で費用を捻出して駆除しなければいけないのは大変です。箱わななどの費用を自治体が支払ってくれるので、費用の負担を軽減できます。

奨励金

捕獲したアライグマを撮影して、自治体に報告した後に受け取れるのが奨励金です。アライグマの捕獲は誰でもできるわけではないので注意が必要です。わな猟免許や網猟免許などの資格を取得している人に限られるので、不用意にアライグマを捕獲しないようにしましょう。

アライグマを勝手に捕獲すると罰せられる?

アライグマは法律で保護されている生き物なので、自分で勝手に捕獲できなくなっています。法律に違反すると、罰金や懲役になる恐れがあるので気をつけてください。

無断で捕獲や駆除をするのは法律違反

アライグマは法律で守られている動物なので、無断で捕獲や駆除をすると法律違反になります。法律違反を犯した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金となるので、勝手に行動しないようにしましょう。

自治体に申請する

アライグマを発見したときや、食べ物などが食べられているときは、自治体に申請するようにしましょう。自治体に申請すると、業者を紹介してくれることがあります。

アライグマの捕獲は専門業者に依頼するのがおすすめ

自分で勝手に捕獲すると法律違反になります。困っているときは業者に相談するのがおすすめです。

業者に相談する

アライグマを捕獲するための資格を保有している人であれば問題ありませんが、素人がアライグマを捕獲するのは法律で禁止されています。そのため、駆除のプロである業者に相談しましょう。

ほとんどの業者は、相談料が無料になっているので、できれば現地に来てもらい見積もりを依頼しましょう。ただし、遠方から出張している業者のなかには、出張料を請求してくる場合があるので注意が必要です。

実績がある業者を選ぶ

これまでの実績が豊富な業者を選択しましょう。実績があれば、予期せぬトラブルが発生したときも落ち着いて対処してもらえます。また、そのような業者は、綺麗に消毒までしてくれる可能性が高いので、安心してサービスを利用できます。

業者によりオプションサービスとなってしまいますが、再発防止策を講じてくれる業者であればさらによいでしょう。一度でもアライグマが現れると、二度と住み着かないとは限りません。現在の場所に長く暮らすのであれば、再発防止策を講じてもらいましょう。

複数の業者に見積もりを依頼する

緊急性が無いときは、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。1社のみの見積もりでは、料金やサービス内容を比較できません。時間的に余裕があるときは、ほかの業者とサービス内容や料金プランを比較してください。

自分に合った業者を選択するために大切な行動です。ただし、アライグマの被害を放置しておくと、被害が拡大する恐れがあるので注意しましょう。

まとめ

アライグマによる被害が拡大しないように、できる限り早く駆除しましょう。自分で勝手に駆除できないようになっているので、困っている人は業者に相談してください。急いでいない人は複数の業者に見積もりを依頼してサービス内容や料金体系などを比較してください。

ただし、アライグマによる被害が拡大すると、駆除するのに時間を要します。衛生面にも悪影響を及ぼすので、時間との勝負であることは理解しておきましょう。

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