駆除後はしっかり対策!タヌキを家に寄せ付けないために意識するべき点

公開日:2021/12/01  最終更新日:2022/02/14


田畑を荒らし、庭周辺をボロボロにしていくタヌキ。見た目の可愛さとは裏腹に意外にもどう猛なタヌキに困っている方も多いのではないでしょうか。野生動物が住み着くと、感染症にも注意しなければいけません。タヌキの住処になってしまって困っている方に、タヌキを駆除するポイントや対策についてお伝えします。

タヌキの生態を知ろう!

まずはタヌキがどのような生態かをチェックしていきましょう。タヌキは日本に元々生息する犬科のほ乳類で、エゾタヌキ、ホンドタヌキの2種類がいます。どちらのタヌキも全長50cmほどで、体重は2kg10kgほどの個体が多いです。アライグマやハクビシンなど見た目がよく似ている動物もおり、人目ではほとんど見分けがつきませんが、尻尾の長さや耳の形などで見分けられています。

雑食で基本的に何でも食べ、野菜や肉、虫に果物までありとあらゆるものを食べるのが特徴です。基本的に夜行性で夜に行動していますが、冬になると寒さを凌ぐ脂肪を蓄えるために、昼夜を問わず活動する個体も多く、普段よりも大量に物を食べ、体重は2倍程まで膨れあがります。性格は比較的温厚ではありますが、繁殖期などシーズンによっては非常に神経質になっており、テリトリーに入ってきた人間を容赦なく攻撃する一面もみられるでしょう。

ただし基本的には臆病な性格の個体が多いので、人間が近くにいると怖くて固まってしまうような個体も少なくありません。もちろんあくまで個体差があり、場合によっては気性が激しいタイプのタヌキもいるため、見かけても極力近寄らない方が安心でしょう。

タヌキを駆除する方法とは?

そんなタヌキですが、人間の住む場所に来て食事を取ることになれてしまうと、畑や家畜を襲って食べてしまうことも少なくありません。大きな被害が出てしまう前に駆除しないと、仲間を連れてきてエサ場にする可能性が高いため早めに対処しておきましょう。

タヌキ駆除で最も有名な方法が、忌避剤を使う方法です。こちらはタヌキが嫌がる匂いの付いたアイテムをタヌキが出現するポイントに設置しておき、タヌキを寄せ付けなくするという駆除方法です。狼の尿からできているウルフピーという忌避剤や、山火事に似た匂いを発生させる木酢液というタイプなどさまざまな種類があり、市販品として買えるようになっています。タヌキ用の忌避剤の他にもさまざまな忌避剤がありますので、購入時には必ずタヌキが嫌がる匂いの商品を買いましょう。

また忌避剤だけではなく燻製剤もおすすめです。タヌキは煙が苦手で、家の中で燻製剤を焚くと慌てて外に逃げ出します。忌避剤も燻製剤も殺傷能力はありませんが、タヌキがこれから近寄らなくなる可能性が高い駆除方法です。

また青色LEDライトのように、青色の光が苦手な個体が多いため、タヌキが現れる場所に青色LEDライトを設置したら近寄らなくなったという場合も少なくありません。

ですがタヌキも年々賢くなっているため、これらのアイテムだけでは駆除できないケースも増えています。そうなると罠を仕掛けて捕まえて駆除したり、触れると電気が流れる電気柵などを使ったりして、物理的にタヌキが侵入できないように何か対策を施すしかありません。こちらはタヌキを傷つけることになりますので心苦しいかもしれませんが、タヌキによる被害を抑えるためにはこうした方法を取らざるを得ない場合もあるでしょう。

また、アニマルネットやフェンスを取り付けて侵入できないようにする方法も手です。タヌキはそこまで力が強いわけではありませんので、丈夫な柵を取り付けて入れなくしたら、何もできずに立ち去っていくことも多いでしょう。

駆除後はタヌキを家に寄せ付けないための対策をしよう

このようにタヌキを駆除する方法はいくつかありますが、駆除をしたら一安心ということではありません。タヌキは一度寄りつかなくなったとしても、少ししたらまた戻ってくる個体が少なくありません。エサ場を求めて冬になった時だけ寄りつくということもあるでしょう。

そうならないためにも駆除後はタヌキを寄せ付けないためにいくつか対策をしてみてください。タヌキが生息していた場所を入れないようにメンテナンスするのはもちろん、生ゴミなどタヌキが寄りつきそうな匂いを発する品は積極的に片付けましょう。

何をしてもタヌキが現れるという場合は、思いきって専門の駆除業者に依頼をするのも1つの手です。タヌキを家に寄せ付けないためにさまざまな対策を施してもらえますので、最初からプロに依頼をするのもよいでしょう。

 

タヌキは可愛らしい見た目でマスコットキャラクターとして定着していますが、実際に生息されると田畑を荒らされるなどさまざまな被害が現れます。自分で駆除する方法もいくつかありますが、どうしても上手くいかないときには無理をせずに、最初からプロの業者に依頼してしまうのも手といえるでしょう。

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