てんとう虫って害虫なの?益虫との違いや駆除方法をご紹介!

公開日:2022/06/15  


昆虫は主に2種類に大別でき、ポジティブな効果をもたらす益虫とネガティブな効果をもたらす害虫に分けられます。てんとう虫は益虫と思われがちですが、中には害虫に分類される種類もあります。そこで本記事では、てんとう虫は害虫なのかどうか、害虫に分類されるてんとう虫を見つけた場合の対処法について解説します。

てんとう虫には種類がある

一口にてんとう虫といっても種類があり、大きく3種類に分けられます。てんとう虫は何を食べるかによって種類分けがされており、草食・肉食・菌食があります。その中でも肉食と菌食が益虫、草食は害虫となります。草を食べる生態がなぜ害を与えてしまうのか疑問に感じるかもしれません。しかし、野菜の葉を食べてしまう生態があるため、害虫に分類されているのです。

てんとう虫は益虫?それとも害虫?

てんとう虫は、何を食べるかによって益虫と害虫に分けられます。草食のてんとう虫は害虫に分類されますが、とくにナス科・ウリ科の葉っぱを好んで食べてしまうため、野菜を育てている方にとっては困る存在なのです。植物の大半は、光合成をすることで成長しています。光合成に必要なのものは光、水、栄養、二酸化炭素の4つです。植物は根から水や養分(栄養)を吸収し、葉から光と二酸化炭素を吸収しています。

つまり、葉がない植物は光と二酸化炭素という成長するのに必須の成分が得られなくなり、成長が悪くなったり、枯れたりしてしまうのです。葉を食べるてんとう虫は、葉っぱの葉脈だけを残して周囲の葉の部分を食べつくしてしまうケースがあります。ナスやジャガイモ、ビーマン、シシトウ、エダマメなどさまざまな種類の野菜の葉を食べるため、一度発生すると野菜が全く育たなくなってしまうのです。

一方、肉食・菌食のてんとう虫は益虫に分類されます。野菜を育てる際、さまざまな害虫の被害に遭いますが、アブラムシも害虫の一つです。肉食のてんとう虫は、アブラムシが好物で、アブラムシを自然に食べてくれる存在なのです。てんとう虫のなかでも有名なナナホシテントウは、肉食に分類されています。また、キュウリやトマトは、害虫による被害だけでなく、表面に白いカビの生えるウドンコ病になることもあります。菌食のてんとう虫は、ウドンコ病の原因になる菌を食べてくれるため、野菜を守ってくれる存在なのです。

害虫のテントオウムシダマシの駆除方法

野菜を育てている限り、害虫がついてしまうのは仕方のないことです。てんとう虫は益虫と害虫がいますが、害虫にあたるテントウムシダマシを見つけたときの対処法を確認しておきましょう。

まず、姿を見かけたら一匹ずつ捕殺する方法が挙げられます。地道な作業に思えるかもしれませんが、ピンポイントで害虫だけを駆除できるのがメリットでしょう。直接素手で触るのに抵抗を感じる場合は、割りばしを使う、周辺の葉の一部だけを切り取るのがおすすめです。地道な作業よりも、時短で手間のかからない方法を優先する場合は、殺虫剤を撒く方法があります。

殺虫剤をまくのは、最も簡単な駆除方法でしょう。しかし、関係のない虫を殺してしまったり、野菜の安全性が失われてしまったりする可能性もあります。用法、用量を守り、野菜ごとに適切な殺虫剤を使いましょう。

しかし、野菜を育てている方のなかには、無農薬栽培にこだわっている方も多いのではないでしょうか。その場合、自然農薬を使用する方法もあります。殺虫剤ほどの効果は得られないかもしれませんが、手間のかかりにくさと、安全性を確保したい方にはぴったりでしょう。自然農薬とは、自然由来の成分の配合した農薬の一つで、タバスコや唐辛子、木酢液を使用したものなどがあります。自宅にある材料で作れる自然農薬もあるため、安全性を確保しながら駆除できるでしょう。

害虫のテントオウムシダマシの予防方法

テントウムシダマシが発生すると駆除するにも手間がかかるため、発生させないための予防方法も確認しておきましょう。

まず、野菜ネットで覆う方法があります。ネットをかけておけば、そもそも虫が葉につくことがないため効果的な予防法といえます。なお、テントウムシダマシに限らず、他の害虫を予防するのにも効果的です。

また、野菜の生育環境をよくするのも有効な手段です。害虫は風通しが悪く、日陰の場所を好みます。そのため、植物同士の間が確保されており、日当たり・風通りのよい環境が害虫にとって過ごしにくい環境になるのです。そのほか、葉にテントウムシダマシの卵が付着していないかを確認するのもおすすめです。卵の段階で発見し、駆除できればほとんど被害に遭いません。

 

てんとう虫は、種類によって益虫と害虫が存在します。野菜の葉を食べてしまう草食のてんとう虫は害虫に分類されます。野菜の葉を食べつくしてしまうことで野菜の成長を阻害してしまう存在だからです。そのため、害虫のてんとう虫を見つけたら、捕殺する、殺虫剤で駆除するようにしましょう。なお、そもそも発生させないよう予防策を取っておくのがおすすめです。

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