野生のネズミがもたらす被害とは?具体例や防ぎ方について解説!
野生のネズミが住宅に住み着くと、さまざまな健康被害・住宅被害を引き起こします。ネズミによる被害というと食品を荒らされる、糞で家を汚されるといったイメージが強いですが、命に関わる深刻な症状を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。今回は、ネズミがもたらす被害や駆除方法について詳しく解説していきます。
ネズミの被害が増えやすい時期とは?
ネズミは寒さに弱いため、春や秋になると活発に動き出します。しかし、ネズミ被害は春や秋ではなく冬に多いのです。冬の屋外は寒さに弱いネズミにとって過ごしにくい場所となるため、暖かく快適に過ごせる家の中に侵入します。家の中には寝床の材料となるティッシュや衣類、新聞紙などが豊富にある上、天敵の被害に遭う心配もありません。食料も常に置かれていることから、冬の住宅はネズミにとって最適な住処となります。
野生のネズミがもたらす被害
野生のネズミが家に住み着くと、健康被害をはじめとするさまざまな被害を受けることになります。野生のネズミがもたらす具体的な被害は、以下の6つです。
不眠や騒音による精神的苦痛
ネズミは夜行性の生き物であるため、夜中に活発に動きます。天井を走り回る音がうるさく響けば、思うように眠れずに睡眠障害を引き起こす可能性もあるでしょう。不眠や騒音ストレスが続くことで、不安感からノイローゼのような症状があらわれるケースもあります。
鼠咬症
野生のネズミは菌を持っているため、噛まれると傷口から菌が入り込むことで鼠咬症が引き起こされ、胃潰瘍や肺炎、肝炎などを患うことがあります。また、ネズミの菌によるアレルギー反応でアナフィラキシーショックが起これば、ひどい場合は呼吸困難や全身の腫れ、意識障害につながる可能性もあり、非常に危険です。
ダニ被害
ネズミには、ツツガムシやイエダニのようなダニが寄生しています。ツツガムシ病に感染すると、高熱や全身の発疹、頭痛などが起こります。また、ツツガムシ病により多臓器不全が引き起こされた場合、命に関わるケースもあるため注意が必要です。イエダニはネズミの血液を栄養としているダニであり、アレルギーにより腫れや痛み、痒みなどが引き起こされます。
住宅の価値が下がる
ネズミの前歯は伸び続ける性質があるため、食べ物が食べにくくならないように削って短くする必要があります。住宅の建材は前歯を削るのに最適な素材であるため、ネズミが住み着くと建材がかじられることで住宅の価値が下がったり、劣化が進む原因となったりするケースが多いです。また、ネズミの排泄物による汚れも住宅の価値を下げる原因となるため、被害が深刻になる前に早急な対応が必要となります。
漏電
寒さに弱いネズミは暖かい場所を好みます。電気ケーブルは暖かい上にかじりやすく、被害が起きやすい場所の1つです。電気ケーブルがかじられた状態のままで使用すれば漏電が起き、最悪の場合は火災にもつながります。また、ネズミ被害による火災は保険の対象外となるため、被害額はすべて自身で負担しなければなりません。
食品を荒らす
家の中にある食材を密閉していないと、お腹を空かせたネズミに食べられてしまいます。ネズミがかじった食品は食べられないため、少しでも被害があれば廃棄することになります。
ネズミの被害を防ぐためには?
自宅でネズミによる被害を見つけたら、早急に駆除することが必要です。駆除の際は自身で道具を購入して対応するか、プロの業者に依頼しましょう。ここでは、ネズミの被害を防ぐための駆除方法を紹介します。
自身でネズミを駆除する
自身でネズミを駆除する場合は、市販の駆除スプレーや粘着シートを利用するのがおすすめです。駆除スプレーはネズミの苦手な匂いを撒くためのものであり、匂いに反応したネズミが家からいなくなる効果が期待できます。
ただし、ネズミが匂いに慣れてしまったり、一度いなくなっても戻ってきたりする可能性もあります。また、粘着シートはネズミを捕獲するためのアイテムですが、捕獲後の処理を自分で行う必要があるため、処理をするのが難しい場合は駆除スプレーの使用がおすすめです。
業者に駆除を依頼する
業者にネズミ駆除を依頼すれば、捕獲・後処理だけでなく、糞の掃除や消毒まで対応してもらえます。また、自身で駆除する場合は完全にネズミを追い出せたか判断できませんが、プロに依頼することで、ネズミを完全に駆除した上で再発防止のための作業も可能です。依頼費用は自身での駆除と比較すれば高額となるものの、ネズミを完全に駆除したい人、自身で後始末するのが不安な人は、業者に依頼してネズミを駆除してもらいましょう。
まとめ
今回は、野生のネズミがもたらす被害の例や具体的な駆除方法について詳しく解説しました。野生のネズミは冬に住居に侵入する傾向があり、住み着くことで健康被害や住宅被害をもたらします。健康被害には不眠やストレス、アレルギーなどさまざまなものがありますが、アナフィラキシーショックやツツガムシ病による多臓器不全が起これば命に関わるケースもあります。深刻な被害が起こる前に自身で駆使するか、プロの駆除業者に依頼しましょう。ネズミを完全に追い出して再発防止の対策までを考えている場合は、業者に依頼するのがおすすめとなります。
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