タヌキの仕業?畑荒らしの犯人を見抜き、対処する方法

公開日:2021/10/01  最終更新日:2021/10/05

畑を所有していると、遭遇することがある動物の被害。畑が荒らされていたら、それがタヌキなのかほかの動物なのか判断がつかないことがあります。タヌキにはいくつか特徴的な習性や目印があります。ここでは畑荒らしがタヌキの仕業か見分ける方法、タヌキがもたらす被害、対処法について紹介します。参考にしてみてくださいね。

畑荒らしがタヌキの仕業か見分けるには?

畑に残されたフンから推察すると、タヌキのフンは丸っこい形をしていて、大きさは23センチですが、1か所にたくさん集まって5センチくらいのものもあります。

他に畑を荒らしそうな動物には、イタチ、ハクビシン、アライグマ、ネズミ、コウモリなどが挙げられます。イタチのフンは、先が細くねじれていることが多く、ハクビシンやアライグマのフンは、タヌキより大きく長さ510センチ以上、丸くて長い形をしています。

ネズミやコウモリのものはタヌキのフンより小さく細長いです。タヌキは雑食性で植物、小動物、果実など何でも食べます。フンには消化しきれなかった骨や種が含まれているのが特徴です。

足跡から推察すると、タヌキの足跡は指が四本で前足と後ろ足の大きさが同じくらいです。似たような特徴をもつハクビシンは指が5本で後ろ足の方が大きく、アライグマは指が5本で後ろ足のほうが大きく、指が長いのが特徴です。指の数や大きさの違いからおおよその判断はつくでしょう。

また、アライグマは作物の皮を剥くことができるほど器用な指先をしており、指が長く、手の甲も大きいです。対してタヌキは手の指が短く、手の甲も小さいため、そのような作業が苦手なのか作物に直接かぶりつきます。作物の皮がきれいに剥かれていたらアライグマ、食べ散らかしていたらタヌキを疑うことになります。

タヌキがもたらす被害

タヌキがもたらす被害の大きなものとしてはフン害があります。なぜフンを残していくのかというと、マーキングの意味合いが強いようです。マーキングは自分の縄張りを示すため、他の動物に餌を取られないための意味を持ちます。同じ場所に何度も「ためフン」を行います。

タヌキのフンは雑食性ゆえ消化しきれない骨や種が残されており、かなりの悪臭を放ちます。処理が大変な上、住宅が近くにあると近所にも迷惑がかかります。

タヌキは畑だけでなく、天井裏や軒下、屋根裏部屋など侵入できればあらゆる場所でためフンを行う可能性があります。家の中にフンをされると悪臭だけでなく、住宅の野地板、天井の板などの腐食被害にあうこともあります。これらは雨漏りの原因になるので早急な対応が求められます。

畑を荒らされたり、作物を食べられたりする被害も多いです。もともと丘陵地や森林で生活していたタヌキですが、森が開発され、住処を追われたものたちは人家の近くで生活することになります。タヌキと人間の距離が近くなったことで相対的に被害も多くなっています。

野生生物とってはリスクを冒してでも食べ物を探さなくてはならないということなのです。タヌキは雑食性なので人間の食べ物を好んで食べることがあります。人間の食べ残しが入っているゴミ箱をひっくり返したり、住宅や店舗に侵入して水槽の魚や鳥を捕まえたり、学校や鶏舎に侵入して鶏を食べたりとあらゆるものを食べます。

フンや個体そのものの持っている病原菌も見逃せないでしょう。あらゆるものを食べるということは、多くの動植物に触れ、体内に保菌している可能性があるということです。どのような菌を保有しているかわからないので、むやみに触れないようにしましょう。

タヌキの対処方法

上記のとおり、タヌキは野生生物であるため、自分の存在を他の動物に示す行ためが必要になります。その手段であるためフンが、直接、間接で大きな被害をもたらします。

まずはフンを見つけたら速やかに処分することです。この際、ビニール手袋などをして直接触れないようにし、処理した棒やシャベルなどの道具はよく水洗いするようにしましょう。

被害が抑えきれない場合には、直接的な防衛策を実施することになります。タヌキが侵入できないように金網やフェンスで畑や家を囲うのが有効です。

ただし、破損したり、小さな穴が空いていたりすると簡単に侵入されてしまいます。破損個所はすぐに補修するか、場合によっては金網などを登って侵入するのを防ぐためにトタンなどの板で物理的にシャットアウトする必要があります。

タヌキは非常に臆病な動物です。光や音が出るものには敏感に反応するので、驚かせることも有効です。また、嗅覚が非常に優れているので、匂いの出るものを置いておくのもおすすめです。

餌がある場所をしっかりと記憶し、何度も来る習性を利用して罠を仕掛けるのも効果的です。罠を仕掛ける際は専門の業者を手配するか、自治体に相談して設置するといった方法があります。必ず専門の知識のある人に頼むかアドバイスを受けてから実施しましょう。

 

畑荒らしがタヌキの仕業か見分ける方法、タヌキがもたらす被害、対処法について紹介しました。被害に遭って対応を検討する際は、専門の知識を持つ方に相談するといいでしょう。鳥獣被害は日本全国で急増しており、大きな問題になっています。上記を参考に、正しい知識をもって適切に対処し、被害を最小限に食い止めてください。

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